2026年7月26日、岐阜開成学院で「先輩ママと語る会」を開催しました。

中学3年生の保護者の方をお招きし、岐阜開成学院に通う在校生の保護者5人が、進路のこと、不登校のこと、家での過ごし方のことを、良かったことも大変だったことも取り繕わずにお話しする——そんな一時間です。

この記事では、当日どんな話が交わされたのか、参加された保護者の方にどんな変化があったのかを、アンケートの声とともにお伝えします。

岐阜市やその近隣で、不登校のお子さんの進路に悩んでいる保護者の方に、少しでも「うちも、何とかなるかもしれない」と思っていただけたら。そんな気持ちで書いています。

「先輩ママと語る会」とは ― なぜ、”親同士”で話すのか

「先輩ママと語る会」は、今回が初めての試みでした。

進路説明会やオープンキャンパスは、世の中にたくさんあります。学校のパンフレットを見れば、どんなコースがあるか、学費はいくらか、といった情報や広告的イメージは手に入ります。

けれど、中学3年生のお子さんが学校に行けなくなっているとき、保護者の方が本当に知りたいのは、そういうことだけではないはずです。

  • – うちの子は、これからちゃんと高校生活を送れるのだろうか
  • – 家で、どんなふうに声をかければいいのだろう
  • – 親である自分が、こんなに不安でいいのだろうか

こうした問いには、美しいパンフレットは答えてくれません。

答えられるのは、同じ道を、少し先に通り過ぎた保護者の方だけです。

体験入学などで在校生と中学生が交流する機会は、多くの学校にあります。でも、私たちが大切にしたかったのは、「在校生の保護者」と「これから進路を考える保護者」が、親同士で話す場でした。

不安を抱えた親の気持ちに、いちばん寄り添えるのは、かつて同じ不安の中にいた親です。だからこの会は、生徒同士ではなく、保護者同士の会にしました。

人は、パンフレットに書かれた実績や数字よりも、「自分と同じ立場だった人が、今どうなっているか」を見るほうが、ずっと深く安心できるものです。これは、心理学で「社会的証明」と呼ばれる働きに近いかもしれません。理屈で「大丈夫ですよ」と言われるより、同じ道を歩いた人が笑っている姿を見るほうが、心は動きます。

そしてこの会では、良い話ばかりを並べることをしませんでした。大変だったこと、しんどかったことも、正直に話していただく。都合の悪いことも隠さずに話せるのは、それだけ「今は落ち着いている」という確かな自信があるからこそです。取り繕わない正直さこそが、いちばん信頼できる——私たちはそう考えています。

もうひとつ、この会には隠れたねらいがありました。それは、参加された保護者の方に、岐阜開成学院という場所の「空気」を感じていただくことです。どんな職員がいて、保護者とどんな距離感で接しているのか。それは、説明を聞くよりも、その場に居合わせるほうが、ずっとよく伝わります。在校生の保護者と学院長が、気負いなく言葉を交わす様子そのものが、いちばんのご紹介になると考えました。

今回、登壇してくださったのは、岐阜開成学院に通うお子さんを持つ5人の保護者の方々です。みなさん、お子さんが不登校を経験されています。今は落ち着いて高校生活を送れるようになった、その途中の道のりを、正直に話してくださいました。

当日の様子 ― 声を出さないアイスブレイクから、本音のトークへ

会は、岐阜開成学院では学習活動や保護者会でおなじみのアイスブレイクから始まりました。
岐阜開成学院の保護者会は対話のワークショップとセットです。それはまた別の機会にお話ししますね。

今回は初対面の方も多い場です。いきなり「本音でどうぞ」と言われても、緊張してしまいますよね。そこでまず、声を出さずにコミュニケーションをとるワークで、心と体をほぐしました。言葉を使わないぶん、かえって自然と笑顔がこぼれ、場の空気がやわらかくなっていきます。

参加してくださったのは、中学3年生のお子さんを持つ保護者の方、7組。そこへ、在校生の保護者4人が加わりました。

進行で工夫したのは、事前アンケートをもとに、学院長から先輩の保護者へ話を振っていくかたちにしたことです。

これには理由があります。

参加される方の中には、「自分から発言するのは苦手」「今日は聞くだけにしたい」という方も、少なくないと予想していました。実際、事前アンケートでも「聞くだけで参加したい」という声が複数ありました。

大勢の前で挙手して質問するのは、勇気がいります。それができないからといって、聞きたいことがないわけではありません。

だから、事前にいただいた質問や関心を手がかりに、こちらから先輩の保護者へ問いかけていく進め方にしました。参加者の方は、聞いているだけで、自分の知りたかったことが自然と話題になっていく——そんな設計です。

普段、岐阜開成学院で交わされている”いつものやりとり”の空気を、少しだけ感じていただけたかもしれません。

会場には、ちょっとしたお菓子も用意しました。かしこまった説明会ではなく、肩の力を抜いて過ごせる場にしたかったからです。

最初は表情の硬かった方も、先輩の保護者の飾らない話に、いつの間にかうなずいたり、小さく笑ったり、そして涙を流されていました。深刻になりすぎず、それでいて大事なことはきちんと語られる。そんな、ちょうどいい温度の一時間になったと思います。

「不登校の子を持つ親の会」というと、重い空気を想像されるかもしれません。もちろん、語られる内容には切実なものもあります。けれど、その場に流れていたのは、悲壮感ではなく、「なんとかなってきたね」という、穏やかな安心感でした。

先輩の保護者が語った、リアルな声

先輩の保護者のみなさんが話してくださったのは、きれいにまとめられた成功談ではありませんでした。

うまくいったことも、しんどかったことも、両方です。

– 友達や先生とのトラブルがきっかけで、学校に行けなくなってしまった時期のこと

– お子さんが不登校ぎみだったとき、家庭でどう過ごしていたか

– 親として、仕事とどう折り合いをつけていたか

– 進路をどう決めていったか、その迷いと選択

こうした話は、当事者でなければ語れないものばかりです。参加された保護者の方が、真剣に聞き入っておられたのが印象的でした。

中でも、ある保護者の方が話してくださった、こんなエピソードがありました。

「今日ここへ来る出がけに、息子が『ここを選んで良かった』と言ってくれたんです」

学校に行けなくなっていた子どもが、自分の意思で通う場所を見つけ、「良かった」と口にする。その一言に、どれだけの意味が込められているか。同じ立場の保護者の方には、痛いほど伝わったのではないかと思います。

かつては、朝起きられなかったり、家から出られなかったりした時期があった。それでも、時間をかけて、その子のペースで一歩ずつ進んでいった。そして今、高校生として充実した日々を送っている。

「大変だった過去」と「落ち着いた現在」の両方を知る人が、目の前で語ってくれる。これ以上に説得力のある話は、なかなかありません。

事前アンケートで参加者の方からいただいた関心をもとに、当日は次のようなテーマで話が交わされました。ここでは、その一部をご紹介します(個人が特定されないよう、内容はまとめてお伝えします)。

「家での声かけ、どうしていましたか?」

多くの保護者の方が知りたいのが、家庭での接し方です。

学校に行けない我が子に、どう声をかければいいのか。励ませばプレッシャーになり、放っておけば見放したようで、正解がわからない——そんな声は、事前アンケートでも目立ちました。

先輩の保護者からは、「無理に学校の話をしなかった」「まずは家が安心できる場所であることを優先した」といった経験が語られました。共通していたのは、子どもを変えようとするより、まず親自身が少し肩の力を抜いたほうが、結果的に良い方向に進んだという実感でした。

「学校選びの基準は、なんでしたか?」

進路選びの決め手も、関心の高いテーマでした。

知名度や表面的な宣伝のうまさではなく、「3年後の成長をイメージできるか」「子どもが本当に安心して通えそうか」「普段の様子を見学したときの雰囲気」「子ども自身が”ここがいい”と言ったかどうか」を基準にした、という声が聞かれました。数字で測れる条件より、本質的に家庭との価値観と合うか、そしてお子さん本人の感覚を大切にしたご家庭が多かったのが印象的です。

「進路の不安は、どう乗り越えましたか?」

先の見えない不安に、どう向き合ったか。

「一気に解決しようとせず、目の前の一歩だけを考えるようにした」「山本さん(学院長)と話すことで、抱え込まずに済んだ」といった経験が共有されました。ひとりで抱えないこと。それが、遠回りのようでいて、いちばんの近道だったと語る方もいました。

「親自身の気持ちの持ち方は?」

そして、意外と語られないのが、保護者自身の心のことです。

子どものことで頭がいっぱいになり、自分の気持ちは後回しになりがちです。先輩の保護者からは、「親が倒れてしまっては元も子もない」「自分の時間や、話せる相手を持つことが大事だった」という、経験に裏打ちされた言葉がありました。

参加された保護者に生まれた、小さな変化

会の終了後、参加された保護者の方に、あらためてアンケートにご協力いただきました。多くの方にご回答いただき、ありがとうございました。

まず、うれしかったこと。

「来てよかった」と答えてくださった方が、100%でした。初めての試みで、正直なところ不安もありましたが、少し安心しました。

そして、いただいた声の一部をご紹介します。

「こちらに話を振られず、聞くだけで参加できて、精神的に楽でした」

「『ここを選んで良かった』と、出がけに息子が言っていた、というお話が心に残りました」

「みなさん不登校からの進学でしたが、しっかり高校生活を送れていると聞けて、安心しました」

「お母さんたちがここで安心している様子が伝わってきて、それは子どもにも良い影響があるはずだと感じました」

私たちがこの会でいちばん願っていたのは、満足度の高さそのものではありません。

参加された方の不安が、少しでも軽くなることでした。

「うちも、何とかなるかもしれない」

そう感じていただけたなら、この会は役割を果たせたのだと思います。

アンケートには、こんな変化も表れていました。「参加する前と後で、気持ちに変化はありましたか」という問いに、「不安が軽くなった」「少し軽くなった」と答えてくださった方、そして「(前向きな意味で)考えることが増えた」と答えてくださった方が、大半を占めたのです。

「変わらない」「期待と違った」を選べるようにしたうえで、それでもネガティブな回答がなかったこと。私たちにとって、これは大きな手応えでした。

進め方についても、うかがいました。「聞くだけで参加できて楽だった」という声が複数寄せられたのは、今回いちばん確かめたかった点です。自分から話すのが得意でない方にとって、こちらから話を振るスタイルが、負担なく機能したことがわかりました。

そして、次の一歩についても。「個別に相談してみたい」「体験授業に参加してみたい」と答えてくださった方が、複数いらっしゃいました。この会が、ただ話を聞いて終わりではなく、次の行動へとつながる場になったこと。これも、うれしい結果でした。

一方で、課題も見えました。1時間という会の時間設定に対し「もっとお話を聞きたかった」「時間が短かった」という声を、多くいただいたのです。

これは、うれしい悲鳴でもあります。それだけ真剣に耳を傾けてくださったということですから。次回に向けた、大切な宿題として受け止めています。

岐阜開成学院が、いちばん大切にしていること

この会には、岐阜開成学院の考え方が、そのまま表れていました。

私たちは、教育において順番を大切にしています。

「安心できる場所 → 自分への自信 → 確かな学力 → 納得できる進路」

この順番を、飛ばさないこと。

学校に行けなくなったお子さんに、いきなり「勉強しよう」「進路を決めよう」と迫っても、うまくいきません。まず、ここは安心していい場所なんだと、心と体で感じられること。その土台があってはじめて、少しずつ自信が芽生え、学ぶ意欲が戻り、自分の進路を自分で選べるようになっていきます。

そして、この「安心」を必要としているのは、お子さんだけではありません。

保護者の方に寄り添うことも、岐阜開成学院が大切にしていることのひとつです。

お子さんが学校に行けないとき、いちばん心を痛め、いちばん眠れない夜を過ごしているのは、多くの場合、保護者の方です。とりわけ、進路を決める中学3年生の時期、保護者の方の心が穏やかでいられないのは、当然のことだと思います。

その不安に、少しでも寄り添いたい。今回の「先輩ママと語る会」は、そんな思いから生まれた会でもありました。

当時はとても大変だったであろう在校生の保護者のみなさんが、今、穏やかに笑っている。その姿そのものが、これから進路を考える保護者の方への、いちばんのメッセージだったのではないかと思います。

私たちが目指しているのは、子どもたちが将来「食っていけるひと」になることです。

これは、高い地位や収入のことではありません。人とつながりながら、自分らしく、幸せに生き抜いていける力のこと。困ったときに助けを求められ、誰かを助けることもでき、日々に幸せを感じられ、傷ついてもまた歩き出せる。そういう多面的な自立のことです。

その第一歩は、いつも「安心」から始まります。

好きを入り口に ―「3つのしこう」

岐阜開成学院には、もうひとつ、大切にしている考え方があります。同じ読みを持つ、「3つのしこう」です。

嗜好(しこう) —— その子の「好き」や「得意」を、学びの入り口にすること

試行(しこう) —— まずは、ためしに一歩ふみ出してみること

思考(しこう) —— 自分の頭で考え、考えることをやめないこと

好きなことを入り口にして、小さく試してみて、自分の頭で考える。この繰り返しの中で、子どもたちは少しずつ自信を取り戻していきます。

学校に行けなくなったお子さんは、「自分はダメだ」と感じてしまっていることが少なくありません。だからこそ、まず「好き」から始めるのです。誰かに決められた正解をなぞるのではなく、自分の「好き」を手がかりに動き出し、自分で考える。その力こそが、これからの時代を生き抜く土台になると、私たちは信じています。

これは、先ほどの「安心 → 自信 → 学力 → 進路」という順番とも、地続きの考え方です。

不登校からの進路に悩む、岐阜の保護者の方へ

ここからは、少し情報として、お伝えしておきたいことを書きます。

いま、お子さんが学校に行けていなくて、進路をどうしようかと悩んでおられる方へ。知っておいていただきたいのは、不登校を経験していても、高校に進学し、その先の進路へ進む道は、きちんとあるということです

通信制高校という選択肢

全日制高校だけが、高校ではありません。通信制高校は、毎日決まった時間に登校しなくても、レポートやスクーリング(面接指導)などを通じて単位を修得し、高校卒業資格を得られる仕組みです。

自分のペースで学べるため、体調や気持ちの波に合わせながら、無理なく高校生活を送ることができます。

学習等支援施設(サポート校)という存在

岐阜開成学院は、つくば開成高等学校の「学習等支援施設」です。一般に「サポート校」と呼ばれることもあります。

通信制高校は自由度が高い反面、レポートの計画や学習のペースづくりを、生徒本人がひとりで進めるのは大変な場合があります。そこを、少人数・対話型でサポートするのが、私たちの役割です。

高校卒業の資格そのものは、つくば開成高等学校で修得します。岐阜開成学院は、その学びに日々伴走し、基礎の学び直しから進学対策まで、一人ひとりのペースに合わせて支えます。「高校に通う」ことと「学習を支えてもらう」ことが、両輪になっているとお考えください。

岐阜のどこから通えるか

岐阜開成学院は、岐阜市金宝町(岐阜市文化センターの前)にあります。岐阜市内はもちろん、各務原市・瑞穂市・一宮市など、近隣の市からも生徒が通っています。遠くは愛知県の知多地域から通う生徒もいます。

「うちの地域からでも通えるだろうか」と気になる方は、後述の個別相談で、通学のことも含めてお気軽にご相談ください。

まず、何から始めればいいか

「何かしなければ」と焦る一方で、何から手をつけていいかわからない。そんな方も多いと思います。

大それたことをする必要はありません。まずは、ひとりで抱え込まないこと。今回の会のように、同じ立場の人と話すだけでも、視界はずいぶん開けます。次に、通信制高校やサポート校といった選択肢があることを知り、情報を集めてみること。そして、気になる場所があれば、一度、見学や相談に足を運んでみること。

見学や相談は、「入学を決めてから」でなくて構いません。むしろ、迷っている段階でこそ、実際の雰囲気を見てほしいと思います。パンフレットではわからない空気を、その場で感じていただくことが、判断のいちばんの材料になります。

焦らなくていい、あきらめなくていい

いちばんお伝えしたいのは、これです。

いま動けなくても、それは終わりではありません。時間をかけて、その子のペースで進んでいけば、進路は自分で選べるようになります。今回の会に登壇してくださった先輩の保護者のみなさんが、それを何より証明してくださいました。

焦らなくて、いいのです。でも、あきらめなくても、いいのです。

岐阜開成学院という場所

あらためて、岐阜開成学院について、少しだけご紹介します。

私たちは、つくば開成高等学校の学習等支援施設です。岐阜市金宝町、岐阜市文化センターの前にあります。少人数・対話型の授業を軸に、生徒一人ひとりの歩みに伴走しています。

大切にしているのは、これまで書いてきたとおり、「まず、安心できる場所であること」。その土台の上で、基礎の学び直しから大学進学まで、それぞれのペースで学べます。中学生のための「ビバ☆マナ」というコースもあり、中学から高校、そしてその先へと、つながりのある学びを受けられます。

岐阜市はもちろん、各務原市・瑞穂市・一宮市など、近隣の市からも生徒が通っています。「うちの子にも、こういう場所が合うかもしれない」。そう感じていただけたら、ぜひ一度、様子を見にいらしてください。

よくいただく、ご質問

個別相談などでよくいただくご質問を、いくつかまとめました。

Q. 不登校でも、高校を卒業できますか?

はい。通信制高校は、自分のペースで学びながら卒業資格を得られる仕組みです。今回の会に登壇してくださった先輩の保護者のお子さんも、みなさん不登校を経験されたうえで、高校生活を送っておられます。中学時代に学校へ行けなかったことが、その後の進学の妨げになるとは限りません。

Q. 勉強に自信がなくても、大丈夫でしょうか?

大丈夫です。岐阜開成学院では、必要に応じて小学校の内容までさかのぼって、丁寧に学び直せます。「わからないところから、もう一度」を大切にしていますので、今の学力に不安があっても、そこがスタート地点になります。基礎の学び直しから、大学進学を目指す学習まで、一人ひとりのペースに合わせて進めます。

Q. どのくらいの頻度で登校するのですか?

コースによって異なります。週に数日通うコースもあれば、登校の負担を抑えたコースもあります。お子さんの状態やご希望に合わせて選べますので、「毎日通わなければならない」と身構える必要はありません。まずは無理のないところから始めて、少しずつ、というかたちも可能です。

Q. 親は、何をすればいいのでしょう?

まずは、抱え込まないことです。今回の会のように、同じ立場の保護者と話すだけでも、心はずいぶん軽くなります。私たちは、お子さんだけでなく保護者の方にも寄り添いたいと考えています。困ったことや不安なことは、遠慮なくご相談ください。一緒に考えます。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

学費は、大きく二つに分かれます。ひとつは、高校卒業資格に関わる、つくば開成高等学校の学納金。これは国の就学支援金の対象になります。もうひとつは、岐阜開成学院での学習支援にかかる受講料です。この二つは別のものですので、個別相談の際に具体的にご説明します。

第2回のご案内と、個別相談について

今回いただいた「もっと聞きたかった」という声。
実は、会の終了後すぐに岐阜開成学院の保護者会が控えていたため、せっかくの歓談の時間を、途中で切り上げざるを得ませんでした。

ここからが本番、というところで中断してしまったこと、ごめんなさい。

その反省を活かし、第2回は10月ごろの開催を予定しています。
次回は、もっとゆっくりお話しできる会にしたいと考えています。

「次の一歩を、そろそろ考えたい」という方へ、二つのご案内です。

個別相談
先輩の保護者の声を聞いて、「うちの場合はどうだろう」と具体的に相談したくなった方へ。個別相談を随時承っています。お子さんのこと、進路のこと、不安に思っていることを、そのままお持ちください。

体験授業
実際の岐阜開成学院の雰囲気を、お子さんご本人に感じていただく機会もご用意しています。

ご相談・お問い合わせは、ホームページをご覧いただくか下記へお気軽にどうぞ。

  • 公式LINE:メッセージで「相談希望」とお送りください
  • お電話:058-215-9432(平日・土日 受付)

岐阜開成学院(つくば開成高等学校 学習等支援施設 岐阜キャンパス)
〒500-8847 岐阜県岐阜市金宝町2丁目5番 クニイビル

話してくださった、先輩の保護者のみなさんへ

最後に、今回登壇してくださった、在校生の保護者のみなさんに、心からお礼を申し上げます。

自分の家庭の、決して楽ではなかった時期のことを、初対面の方の前で話すのは、簡単なことではありません。それでも引き受けてくださったのは、「かつての自分と同じように不安を抱えている人の、力になりたい」という気持ちからでした。

これは、岐阜開成学院が大切にしている「食っていけるひと」の姿そのものです。困ったときに助けを求められること。そして、余裕ができたら、今度は誰かを助けられること。その両方ができる人を、私たちは育てたいと願っています。

先輩の保護者のみなさんは、まさにそれを体現してくださいました。かつて助けられた側だった方が、今度は助ける側にまわる。この温かい循環が生まれたことこそ、この会のいちばんの収穫だったのかもしれません。

本当に、ありがとうございました。

おわりに

「先輩ママと語る会」は、参加してくださった保護者の方にとっても、話してくださった先輩の保護者の方にとっても、そして私たちにとっても、あたたかい時間になりました。

不安が、少し軽くなった。

その小さな一歩こそ、岐阜開成学院がいちばん大切にしているものです。

高校選びは、お子さんにとって大きな分岐点です。だからこそ、条件や数字だけでなく、同じ道を歩いた人の”体温”に触れることが、きっと力になります。今回の会が届けられたのは、まさにその体温だったのだと思います。

学校に行けない時期は、お子さんにとっても、保護者の方にとっても、長く暗いトンネルのように感じられるかもしれません。けれど、そのトンネルを抜けた先輩たちが、確かにいます。今回、その姿を見ていただけたことが、何よりの財産でした。

この記事が、いま同じ不安の中にいる方にとって、小さな灯りになればうれしく思います。もし少しでも心が動いたなら、どうか一人で抱え込まないでください。私たちに、声をかけてください。あなたとお子さんの「次の一歩」を、一緒に考えさせてください。

この会が、参加された保護者のみなさんにとって、そしてこの記事を読んでくださっているあなたにとって、その一歩につながることを、心から願っています。

第2回で、またお会いできることを楽しみにしています。