ABOUT US
岐阜開成学院.について
校訓(ミッション)
「食っていけるひと」になる。
これが岐阜開成学院.の校訓です。私たちが目指すのは、学歴でも資格でもなく、子どもたちが将来「食っていけるひと」になることです。
これは、高い地位や収入のことではありません。人とつながりながら、自分らしく、幸せに生き抜いていける力のこと。次の4つを併せ持つ人のことだと考えています。
- 自分を大切にできる
- 助けを求めることも、助けることもできる
- 試行錯誤できる
- 幸せを感じられる
これは、孤独や孤立とは対極にある生き方です。ひとりで完璧にこなすことではなく、周りと支え合い、失敗してもやり直しながら、自分の人生を歩んでいけること。それが、私たちの考える自立です。
岐阜開成学院.の教育
個別最適な学び。自分に合う進め方を、自分で見つける
進め方を決めるのは、生徒と職員の対話です
「個別最適な学び」は、文部科学省がこれからの学校教育で大切にしている考え方です。岐阜開成学院.では、進め方を整えるのは教材ではなく、生徒と職員の対話。勉強だけでなく、生活の指導も同じように本人と話しながら進めます。ひとりで集中する時間と、仲間と関わる時間。その両方があります。
なぜ、この学び方なのか
学びは、生きるチカラに欠かせない道具。
いま、「決められた正解を、早く正確に出す」ことの価値は下がりつつあります。調べる・まとめる・整える——かつて「仕事ができる人」の条件とされてきた作業の多くを、AIが引き受けるようになりました。働き方も進路も枝分かれし、誰にでも当てはまる一本道の「正解ルート」は、もうありません。
だからこそ残るのは、自分で問いを立てる力、考えの違う相手と折り合いをつける力、そして考えることをやめない力です。機械が代わりにやってはくれない部分であり、私たちが育てたいと考えているところでもあります。
岐阜開成学院.(つくば開成高等学校 学習等支援施設 岐阜キャンパス)は、学ぶための場所・指導・情報を用意し、その人に合った学び方と、固定観念にとらわれない進路の選び方を、対話しながらいっしょに考えます。
学びの縦軸と横軸
縦軸は「どんな順番で育つか」、横軸は「どうやって学びに向かうか」。
縦軸|育つ順番
安心→自信→学力→進路
安心できない場所で、自信は育ちません。まず安心できる場所であること。そこから自信が生まれ、学力が伸び、自分で進路を選べるようになります。この順番を、私たちは飛ばしません。
横軸|3つのしこう
- 嗜好しこう
- 「好き」や「得意」を、学びの入り口に
- 試行しこう
- まずは、ためしに一歩ふみ出す
- 思考しこう
- 自分の頭で考え、考えることをやめない
順番を守りながら、好きを入り口に、小さく試す。
くわしく読む
多くの学校は「学力」からはじめようとします。けれど、安心できない場所で自信は育ちません。自信のないまま詰め込んだ学力は、長くは続きません。だから私たちは、まず安心できる場所であること。そこから自信が生まれ、自信があるからこそ学力が伸び、学力があるからこそ、自分で進路を選べるようになる。
学校に行けなくなった経験を持つ生徒は、「自分はダメだ」と感じてしまっていることが少なくありません。だからこそ、まず「好き」から始めます。誰かに決められた正解をなぞるのではなく、自分の「好き」を手がかりに動き出し、自分で考える。その力こそが、これからの時代を生き抜く土台になると、私たちは考えています。
縦軸だけでは、何をどう学ぶかが決まりません。横軸だけでは、動き出す前に力尽きてしまいます。この2本を同時に回すことが、岐阜開成学院.のやり方です。
個別最適な学びを支える3つの関わり
どれも、少人数でじっくり向き合えるからこそできることです。
01対話からはじまる心の安定と成長
時間と回数を重ねて信頼関係を築き、ゆっくり・じっくり個別に向き合います。生徒対応の指針はパーソンセンタードアプローチ(PCA)。相手を変えようとせず、まず受けとめる関わり方です。

くわしく読む
自己理解も他者理解も、対話なしには得られません。単なる会話とは違う、心の成長をうながす対話には、時間と回数を重ねて信頼関係を築くことが要ります。岐阜開成学院.は、ゆっくり・じっくり個別に向き合える時間をつくることで、対話の質を高めています。
岐阜開成学院.の生徒対応の指針は、パーソンセンタードアプローチ(PCA)です。カール・ロジャーズが提唱した考え方で、相手を変えようとせず、まず受けとめるという関わり方。面談だけでなく、授業のつくり方そのものに使っています。くわしくは「PCAってなんだろう?」をご覧ください。
そのために、すべてのしくみを組み立てています。少人数制——ひとりの職員が多くの生徒を抱えていては、じっくり話すことはできません。時間の柔軟さ——思う存分学んだあとでも、話すきっかけを逃しません。個別の学習と指導——国語を通して世の中の成り立ちや社会問題を、英語を通して海外の文化や歴史を、その人の興味と必要に応じて扱います。教科学習を、教科だけで終わらせません。
ここでの人間関係は、表面的・事務的なものではありません。人と人として向き合う時間が、心を安定させ、成長させる力になります。人間味あふれる対話は、岐阜開成学院.の存在意義そのものです。
人間関係学を取り入れたさまざまなワークも行っています。全コースの生徒が集まる木曜のホームルーム(月2回)では、ヨガや講話、大学・専門学校の出張授業とならんで、PCAグループのワークショップを行います。希望する生徒には、より本格的なPCAグループのプログラムも用意しています。ドキュメンタリー映画などを鑑賞し、ざっくばらんに話し合うワークショップも行います。
02オキシトシン的承認が自己肯定感をつくる
結果ではなく、取り組み方や存在そのものを認める加点法が土台です。叱るのは信頼関係ができてから。物差しは、その日の状態の中でベストを尽くしたかどうかです。

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人が育つには、対話と、他者からの承認——受け入れられる経験が要ります。承認には、脳内物質の名前をとって呼び分けられる2つの型があります。結果をほめる承認と、取り組み方や存在そのものを認める承認です。
| オキシトシン的承認 | ドーパミン的承認 | |
|---|---|---|
| どう承認する | プロセスにフォーカス | 結果にフォーカス |
| 効果の持続 | 減弱しにくい | 減弱しやすい |
| 承認する側とされる側 | ヨコの関係 | タテの関係 |
| 関係の質 | 相互尊敬・相互信頼 | 支配と依存 |
| 含まれる要素 | 共感・思いやり・愛情 | 支配・コントロール・誘導 |
| 態度 | 共感的態度 | 評価的態度 |
| 承認される側 | 共感的になる | 依存的になる |
| アドラー心理学では | 「勇気づけ」 | 「褒める」「叱る」 |
ドーパミン的承認は、結果への承認です。テストの点数など、達成の度合いだけで人を測る。短期的には効きますが長続きせず、ほめられないと動けない状態をつくりがちです。歪んだ点取り主義や、「いいね」を求める承認欲求も、ここに根があります。
これは、先生が悪いという話ではありません。100点からの引き算で人を測る「減点法」という仕組みが、関わる全員をそう振る舞わせてしまうのです。減点法は「ミスを許さない」という感覚を植えつけます。ミスを避けるために試行錯誤をやめ、無難なものしか出さなくなる。矢面に立つのを恐れ、多数派の影に隠れる。他人のアラを探し、不寛容になる。——これでは、新しい価値は生まれません。
一方オキシトシン的承認は、過程や取り組み方、つまりそのひとの「人間性」や「存在そのもの」を認めます。だから効果が続きます。「ここにいていい」と認められた経験は、自己肯定感——自分の存在を受け入れる感覚の土台になります。そして自己肯定感は、挑戦の原動力です。できないことを数えて叱るのではなく、できることをどう伸ばすか。失敗は恥ではなく、成長に欠かせない栄養です。学校とは本来、トライアンドエラーの場所であるはずです。
岐阜開成学院.は、加点法を土台にしています。「いい点数取ったね」ではなく、「面白いね」「興味深いね」「よくやり抜いたね」が、ここでの褒め言葉です。もちろん、叱咤激励が必要な場面もあります。ただしそれは、関係ができてからはじめて届くものだと考えています。叱るときの物差しは、ほかの人との比較ではなく、その日の状態の中でベストを尽くしたかどうか。体調不良など、本人の力ではどうにもならないときは叱りません。
そして、叱ることより先にあるのは対話です。話を重ねるうちに、「やってみたい」という気持ちが本人の内側から育つように関わっています。
拡大ばかりを追う時代は終わり、質が問われる時代に移っています。答えのない問いに向き合い、思考の質を高めること。オキシトシン的承認を指導の土台に置き、自ら考え、選び、行動し、試行錯誤を恐れずに進む若者を育てることを、私たちは使命だと考えています。
03ことばのチカラが思考をつくる
借り物の言葉ではなく、自分の心からの言葉を持ち、外に出せること。国語力をベースにしたことばのチカラを育てます。
若者にことばのチカラを。テクニックでなく本心を伝えるマインドを。

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社会で不器用でも正直に生きるには、その土台になる力が要ります。とりわけ国語力(文章力・読解力・語彙力)をベースとしたことばのチカラです。
「コミュニケーション能力が大切だ」とは、どこでも言われます。けれど教えられるのは、うまくやるための表面的なテクニックばかり。相手を打ち負かすことがコミュニケーションだと誤解されることさえあります。それでは、言葉で人を傷つける技術しか身につきません。
大切なのは、借り物の言葉や小手先のテクニックではなく、自分の心からの言葉を持ち、外に出せること。「うまく話すひと」ではなく、「ほんとうのことを話すひと」になってほしいのです。
時間をかけて自分を見つめ、教養を高め、対話を通して、世の中を見るものさし=世界観をつくっていく。それは、思考力を高めるということでもあります。たとえば共通テストの現代文。解答テクニックの練習だけに使うのは、あまりにもったいない。そこには、人が生きるうえで大切にすべきこと、獲得すべき視点が詰まっています。
岐阜開成学院.は、代表の山本による国語科の教科指導をはじめ、対話の場を通して、ことばのチカラを大切に育みます。そして、そのことばを自由に使いこなせるようになるための練習場所であり続けます。
ひとりで学ぶ時間と、仲間と関わる時間
個別最適な学びは、ひとりきりで学ぶことではありません。
木曜のホームルーム
全コースの生徒が集まる木曜のホームルームでは、ヨガや講話、大学・専門学校の出張授業とならんで、PCAグループのワークショップを行います。
表現・探究・実践
音楽・言語交流・地域協働・マネーリテラシーなどの「やってみる」経験と、国際情勢や社会問題を考える授業。成果は作品・発表・レポートなどで形にします。
地域とともに
ボランティアや非営利団体との連携プロジェクトを通して学びを社会課題につなげ、得た力を地域へ還元します。
通い方も、学び方も、自分で決められる
個別最適な学びを、毎日のしくみにする3つの自由です。
時間が自由
コースごとに決められた登校日の11:00〜17:00の間なら、自由に登下校できます(特別講座を除く)。登校・下校・休み時間を、自分のリズムで決められます。
学習計画が自由
学力・状況・希望する進路に合わせて、自分だけの学習計画をつくります。高校の科目の履修も、先生と相談しながら決められます。単位の要件を見える化し、定期面談で計画を見直します。
挑戦が自由
一人ひとりに合わせて学ぶから、ほかの人と比べる必要はありません。あきらめていたことや、気になる検定・資格にも挑戦できます。
沿革
| 2010年10月 | つくば開成高等学校 岐阜学習センター開校 |
| 2016年4月 | 岐阜学習センター長・山本が、通信制高校サポート校として岐阜開成学院.を設立 |
| 2023年4月 | 岐阜開成学院.が、つくば開成高等学校 学習等支援施設 岐阜キャンパスとなる |
運営会社
合同会社対話教育研究所
(Institute of Dialogic Learning LLC. / IDL LLC.)
法人番号 8200003006784
〒500-8847 岐阜県岐阜市金宝町2丁目5番地 クニイビル
電話 058-215-9432
「ここを選んでよかった」と思える場所を。
誰にとってもピッタリな場所など、存在しません。
だから学校を選ぶときは、進学実績や誰かの成功体験より先に、その学校がどんな考え方で運営されているかを見てほしいのです。
このページに書いたのが、岐阜開成学院.の考え方です。
あなたに合うかどうか、ぜひ自分の目で確かめてください。
岐阜開成学院.があなたにとって「ここを選んでよかった」と思える場所になるなら、とても嬉しいです。
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